経営方針・体制

サステナビリティ

当社は、新しい価値を生み出し、人びとが集う「場」をつくり、「いい時間」を提供するコンテンツを企画、編集、制作、販売する会社であるために、事業の土台となる情報セキュリティの強化やほぼ日に関わるすべての人々の多様性を尊重し、誠実な事業活動を行うことを大切にしています。

1.ガバナンス

当社は、中長期的な企業価値の向上の観点から、サステナビリティを巡る課題への対応は経営の重要な課題であると認識しています。サステナビリティに関する重要な課題がある場合には、取締役会において必要な決定を行うこととし、当該決定に基づき対応を行うこととしています。

2.リスク管理

当社は、取締役会においてサステナビリティに関するリスクを含む経営上のリスク管理を総合的に行っています。また、情報セキュリティに関するリスク管理においては、当社の情報セキュリティ活動の推進と対応対策に関する決定を担当する情報安心委員会を2週間に一度開催し、検討・協議しています。協議された方針や課題などは、必要に応じて社内や取締役会へ共有され、適切なリスクマネジメントに向けた対応を行っています。その他のリスク管理においては、リスク発生の可能性と対策について必要に応じて会議体を設置します。

3.サステナビリティに関する戦略

当社を取り巻く様々な環境・情勢は日々急激な変化にさらされ、また、サステナビリティに関する企業への要請はより一層複雑化しています。
こうした中で、外部環境の要請に受動的な対応で表面的・画一的な取組みに終始し、本来の当社が目指す姿を置き去りにしないよう、改めてマテリアリティ(重要課題)を分析しました。そして、当社のコンテンツにおけるサステナビリティに対して効果的に取り組み、ひいては当社だけでなく社会に開かれた持続可能性確立のためのアクションとして4つのテーマを設定しました。

(1)社会課題の整理

以下のガイドライン等から、当社に影響の大きい項目を抽出し、14点の社会課題に集約・整理しました。

(2)重要な社会課題の特定

整理した社会課題を自社を取り巻く内部・外部の重要性でマッピングし、重要な社会課題(マテリアリティ)を特定しました。

(3)サステナビリティのテーマ設定

重要な社会課題(マテリアリティ)を踏まえて、当社が取り組むサステナビリティのテーマを設定しました。

具体的な取組み内容

各テーマにおいて、当社のコンテンツの根幹を担うクリエイティビティをいかに発揮できるかに軸足を置き、表面的な指標管理にとらわれない自律的な取組みを通じてサステナビリティを実現し、ステークホルダーとの共創社会を築いていきます。