株主・投資家の皆様へ

代表取締役 糸井重里
人の生活。
人となかまたちのつながり。
そこに流れる、いい時間。
わたしたちの仕事は、
そこにあります。

人間は、生まれて、なにかして死ぬ。
なにかのなかには立派なことや、えらいこともあります。
悪いことも、迷惑なこともあるでしょう。
多く濃くなにかをする人も、少なく薄くする人がいます。

生まれて、死ぬまでのあいだ、
なにもしなかったとしても、していることがあります。
それは、生きることを営むこと、
つまり生きることそのものです。

わたしたちの興味は、なにかすること以上に、
生きることそのもの、つまり生活のほうにあります。
食うこと、寝ること、住むこと、遊ぶこと、
話すこと、知ること、伝えること、こしらえること、
喜ぶこと、怒ること、哀しむこと、楽しむこと、
家族、ともだち、知りあい、隣り人、他人、
どうぶつ、景色、危険、天候、季節、朝昼晩、
蝿、蚊、蚤、塵、ほこり。
生活という大きな献立表のなかには、
なんでも、あらゆるものがあります。
そして、人の生きるほとんどの時間は、
つまりは「生活」なのだと思います。

生活をしている人によろこんでもらえることを、
生活人のひとりとして、真剣にやっていく。
これが、わたしたち「ほぼ日」の仕事です。
おそらく、わたしたちの感じ方、
思うこと、考えることは、ほとんどが
「生活」という場面からのものです。
「ほぼ日」が創造していく顧客とは、
明日が来ることをたのしみに生きていきたい生活人、
これは、わたしたち自身のことでもあります。

「やさしく、つよく、おもしろく」、
生活のたのしみをつくりひろげて行きたいと思います。
「たのしみをつくりだすというたのしみ」の道のりを、
どうぞ、いっしょに歩んでください。

夢に手足を。

代表取締役社長 糸井重里